大事なのは、子どもより先に親が前を向き続けることだと思います。
大人でさえ、毎日調子を整えるのは難しいこと。子どもは、なおさらです。感染症の影響でお互いにストレスを感じやすい環境ということもあり、安定して勉強するのはなかなかできることではありません。そこで親がイライラしたりすると、子どもは敏感に受け取って、いっそう集中を乱すことにつながります。大切なのは、親の私たちが前向きで居続けること。
TAMの先生方は、授業終了後に保護者に対して、子どもの様子を報告してくれます。それを聞くと、子どもが一生懸命な様子が伝わり、私たちも子どもと向き合おうと思えます。それでも不安な時は、気分転換に子どもと散歩に行ったりすると、そこで成長を感じ取れることもありました。道ばたのお花を見つけては気づいたことを話す娘を見ていると、毎日学んでいるんだなと、その姿に感心し、ゆっくり応援しようと気持ちを改められました。