受験では、勉強だけでなく体を使う遊びや季節の様々な体験を家族で楽しむということを心がけました。共働きの限られた時間の中での両立は大変でしたが、入試日直前でも幼稚園の行事は休まず楽しませながら健康管理にも気を付けました。
また特に大切にしてきたのは、学ぶことが楽しいと思える声掛けです。子どもには親の一言一言が響くため、しっかりと寄り添ってあげなければ不安になる時期。本人の気持ちを尊重しながらどう導いてあげられるのかを常に試行錯誤していました。そんな中父親の私が参加したTAMの「子育ちセミナー」では、どのように子どもに寄り添えばいいのか、多くの気づきがありました。
TAMでは授業中の様子をモニターで見ることができ、先生の話を聞く姿勢や運動を家で反復練習することができました。また行動観察のテストでは、初回では泣いてしまい最後まで集中出来なかったものの、早い時期から息子のそのような一面を知ることで焦らず子どもと向き合いながら対策ができたことも良かったです。
私立小学校での多くの体験が子どもの将来の幅を広げてくれると思い、受験を考えました。ただこの経験を通して一回り成長した息子を見ると、小学校受験は勉強だけでなく生活全てに繋がっており、親である私たちが楽しく子育てするためのヒントもたくさんあったように思います。子どもを信じる事の大切さを日々感じながら家族一丸となって目標に向かって頑張れたこと、そしてその達成感を味わい感動できたことは本当に貴重な経験になりました。
TAMの先生方が親身になって私たち親子に接してくださり、息子のいい面を引き出してくださったことに感謝しております。ありがとうございました。