【小学校受験】小学校受験にふさわしい服装とは?選び方のポイントを徹底解説!

  • 小学校受験でどんな服装をしていけばいいか分からない…
  • 小学校受験の服装はいつから準備すればいい?

こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

小学校受験では、お子さん・保護者ともにお受験にふさわしい服装をすることが求められます。上品で清潔感のある格好をすることで、先生方もいい印象をもつでしょう。

この記事では、小学校受験のスケジュール・服装の準備時期・服装のポイント・学校説明会・受験当日の具体的な服装を紹介します。

小学校受験を考えている方はぜひご覧ください。

小学校受験のスケジュールについて

小学校受験のスケジュールは私立小学校と公立小学校によって異なります。

スケジュールを参考にして、服装の選び方や、準備をする時期を考えていきましょう。

私立小学校と国立小学校それぞれの受験スケジュールは以下の通りです。

<私立小学校の受験スケジュール>
4月~7月 学校説明会・見学会
7月~8月 出願
8月~9月 私立小学校入学試験

<国立小学校の受験スケジュール>
9月~11月  学校説明会・学校公開
10月~12月 出願
1月     国立小学校入学試験

コロナ禍が落ちつき、学校に訪問する形での説明会や見学会が増えてきました。

受験用の洋服は、時期によっては、「学校説明会用」と「面接用」の2着を用意しておくことがオススメです。

学校説明会は暑くなる春夏に、入学試験は寒くなる秋冬に行われることが多いので、時期に合わせた服装を選びます。

学校説明会の服装準備は1ヶ月前から行いましょう。私立小学校の場合、3月ごろは受験準備を始める人が多いので、さらにその前から予約をしておくことがオススメです。

本番用の洋服は、出願の2か月前から行いましょう。なぜなら、願書用の写真撮影を本番の洋服で行う人が多いからです。

オーダーの服なら約2か月、オーダーでなくてもお直しが必要な場合は3週間ほどをみておく必要があります。写真撮影の時期を見越して早めの準備が安心です。

本番1〜2か月前には、洋服・靴に汚れや痛みがないか、サイズは適切かを確認しておきましょう。夏に身長が伸びるお子さんも多いため、サイズが合わなければ新調することも必要です。

小学校受験における服装のポイント

ここでは、小学校受験でどんな服装をするべきかを紹介します。小学校受験では服装などの印象も重要なポイントです。印象よくみられる服装を選ぶための参考にしてください。

①親子で統一感のある服装にする

小学校受験では、特に服装の指定はないことが多いです。

しかし、学校や先生方への礼儀・印象のよさを出すために、品格ある服装にしましょう。

小学校受験の服装は、親子ともに紺色が定番です。ベースの色をそろえることで、服装に統一感がでます。

親子で統一感のある服装にすることで、一体感を出せます。面接時の印象アップにつながるでしょう。

②保護者の服装は「清潔感・上品・控えめ」がポイント

保護者の服装は、あまり出過ぎたものは控えるようにしましょう。

小学校受験はあくまでもお子さんが主役です。お子さんの快活さなどが際立つように、保護者の方は落ち着いた服装でいきましょう。

具体的には、無地の紺色の服を着ることがオススメです。かばんやネクタイ・アクセサリーもシンプルなものにしましょう。

清潔感は、きちんと手入れされた洋服を着ていけば問題ありません。靴まできれいにしていきましょう。

③お子さんの服装は「清潔感・快活さ」がポイント

お子さんの服装は男子・女子に関係なく、子どもらしさをアピールできるものがいいでしょう。

もちろん、清潔感のある、きれいな服を着ることは大前提です。その中でも、お子さんの良さが際立つ服を選びましょう。お子さんの顔色・体形・性格に合った服だと、自然とお子さんも安心できます。

お子さんの場合、行動観察の考査で動くことが多いので、きっちりしすぎず、動きやすい服装にすることもポイントです。

ハンカチ・ティッシュが持ち運べるように、ポケット付きのものを選ぶことも忘れないようにしましょう。

学校見学会・説明会の服装の選び方や注意点は?

学校説明会・見学会も、お受験の場です。受験本番と同じように、きちんとした服装で参加しましょう。ジャケットなどで温度調節のできるものであれば、受験本番と同じ服で参加しても問題ありません。

見学会・説明会では、受験本番と同様に、紺色を基調とした、上品で清潔感のある服装を選びましょう。華美なデザインの服やブランドが強調されている小物は控えたほうがいいです。できるだけシンプルになるように心がけましょう。

また、国立小学校の見学会・説明会に関しては、お受験用の服装の人よりも普段着で参加する人の方が多いです。国立小学校のみの受験の方は、説明会用の服などは用意しなくてもいいでしょう。

小学校受験当日の服装の選び方や注意点は?

ほとんどの小学校受験では考査と面接があります。保護者もお子さんも直接先生方にみられることになるので、きちんとした礼節ある服装を心がけましょう。

お父さんの服装

①スーツ

服はお受験の定番である、無地の濃紺のスーツがオススメです。

あまり着古したものは避け、清潔感のでるスーツにしましょう。

細部はお好みで大丈夫ですが、金ボタンや派手な裏地など、目立つデザインは控えた方がいいです。

②シャツ

シャツは白無地のシャツがオススメです。清潔感を演出することができます。

着古したものは避け、襟元や手首が汚れていないかは十分に確認しましょう。

ボタンダウンはカジュアルな印象になってしまうので、お受験では避けた方が無難かもしれません。

③ネクタイ

ネクタイは誠実さや知的さを感じさせるネイビーやブルー系のカラーがオススメです。無地に近いシンプルな柄を選びましょう。

派手な柄物や、光沢が強すぎるものは悪目立ちしてしまうかもしれません。

④靴・靴下

靴は黒の革靴がいいでしょう。靴とベルトの色は同色に揃えるのが着こなしのマナーです。

革靴の種類はストレートチップが最もフォーマルと言われており無難です。ローファーはややカジュアルな印象を与えてしまうため、避けた方がよいかもしれません。

靴下は黒の無地がどのようなスーツ・革靴にも合うためオススメです。椅子に座ったときにすねが見えるようなショートソックスは避けましょう。

足元は見られやすいので、靴や靴下に汚れがないか、華美な装飾がないかどうか、きちんと確認してくださいね。

⑤髪型

清潔感のある髪形にしていきましょう。オススメは、前髪が目にかからず、耳がしっかり出ているような短髪です。

ひげは残さず剃っておくと、清潔感ある印象になります。

お母さんの服装

①服

お母さんの服は、紺色のスーツやワンピースとジャケットなどがオススメです。

スカートの丈は、座ったときにひざが隠れるくらいがオススメです。フレアスカートかタイトスカートかはどちらでも構いません。パンツスーツであれば自分のサイズに合ったものであれば問題ないでしょう。

体温調節がしやすい服装を選べば、説明会も同じ服装で行くことができて便利です。

ストッキングは肌色のものを着用しましょう。

②靴

靴は黒のパンプスがオススメです。装飾のついたものは避けましょう。

③カバン

カバンは定番の黒かブラウンのレザー素材がオススメです。

また、お受験当日は、もしものときのお子様の着替え一式や受験に関する書類・スリッパ・雨具など荷物が多いので、黒または紺のサブバッグも用意するといいでしょう。

④アクセサリー・ネイル

基本的に両方必要ありません。

ネイルをする場合は、落ち着いた色のシンプルなワンカラーにしましょう。

アクセサリーをつける場合は、胸元にパールのネックレスをするのがオススメです。

⑤髪型

清潔感のある髪形にしましょう。長い髪は、ハーフアップやローポニーでまとめるのがオススメです。

男の子の服装

お子さんは行動観察などがあるので、上品でありながら機能性に優れた服を選ぶ必要があります。また、お子さんを活かせるような素材・形の服装を選ぶことが大事です。お子さんに似合うものを選びましょう。

①ポロシャツ・シャツ

考査のときは白のポロシャツがオススメです。面接のときは白のシャツも着るのもいいでしょう。お子さんが気持ちよく着られる素材を選ぶことが大事です。

②ニットベスト

紺色のベストがオススメです。

激しく動くとほつれてしまう可能性があるので、縫製がしっかりしたものを選びましょう。

③半ズボン

紺色の、ひざが見える長さのバミューダパンツがオススメです。丈が長すぎることのないように注意しましょう。

ハンカチやティッシュを入れるために、両サイドにポケットのついたズボンにしてください。ウエストを調整しやすいものだと便利です。

④靴・靴下

黒の革靴・白のハイソックスが基本です。

女の子の服装

女の子は、行動観察と面接でオススメの服装が異なります。一日で考査と面接がある場合もありますが、異なる日程の場合は、ケースごとに服装を合わせるといい印象をもたれるでしょう。

①ブラウス・ジャンパースカート・ボレロ

これは面接の際にオススメの組み合わせです。

白のブラウスに紺色のジャンパースカート・ボレロを着ると、きちんとした印象になります。

気温によってブラウスの丈を変えたり、ボレロの脱ぎ着ができるので便利な組み合わせです。

ハンカチ・ティッシュが入れられるように、必ずポケットのついたものを選ぶようにしましょう。

②キュロット・ポロシャツ・ニットベスト

これは行動観察の際にオススメの組み合わせです。

ポロシャツは白色の半袖が定番です。

キュロットは紺色の無地が基本ですが、制服がチェック柄の場合はチェックのキュロットでもいいでしょう。中にオーバーパンツを履くことを忘れないようにしてください。

ニットベストは紺色のラウンドネックが主流です。しっかりした縫製のものを選びましょう。

ポケットの位置がつかいやすいかなども確認してくださいね。

③靴・靴下

靴は黒の革靴、靴下は白の三つ折りソックスがオススメです。飾りのないものにしましょう。

④髪型

髪は、肩につく長さなら結ぶようにしましょう。前髪はピンなどでとめて、おでこが見えるようにするのがオススメです。

おでこがでていると、活発な印象を与えることができます。

まとめ

この記事では、小学校受験のスケジュールから、小学校受験の服装のポイント・具体的な選び方を紹介しました。

小学校受験では、お子さん・お母さん・お父さんの家族全員が統一感のあり、好印象を持たれるような服装をすることが求められます。

小学校受験の服装で重視することは、シンプルかつ上品で、清潔感のある服装です。

お受験にふさわしい服装で、良い第一印象を与えられるようにしましょう。

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たむろぐ編集部

成基の幼児教育TAMは、京都・大阪北摂を中心に、小学校受験対策を指導する幼児教室です。

30年以上に渡り、難関有名小学校の合格者数において、トップクラスの実績を輩出しています。

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